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南海和歌山軌道線251形

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2024-03製作 スケール:1/80 軌間16.5mm 元秋田市電。先頭部を絞りヘッドライトを2灯化、背の高いパンタ台を設置する改造が施されています。入線後短期間で廃止になっていますが、途中で機器更新?のようなことが行われていて抵抗器が交換されて向きが90度回転し、車番が大型化して側面1箇所に変更されています。この更新後の姿で模型化しました。 設計は先頭部のおでこの造形が難しく、両端が絞られて平行じゃないのでブレンド機能がうまく行かず、面数を何度も変更してようやく形になりました。

花巻電鉄モハ28

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  2023年11月製作 スケール1/87 軌間9mm 軌道線で使用された最終新造車です。排障器が下2列ある登場時の姿で模型化しました。 ポールはアルモデルの簡易ポールというエッチング製のものですが、本体部を真鍮線に置き換えてあります。バネは伸縮して塗装が剥げるので最初から塗っていません。ポールと車体側のフックは車用の板金サフでがっちり下塗りしてあります。  花巻と福島で多数導入された日車標準型のアレンジ版のようなデザインで、おでこが肩よりも下がっている独特の形状を設計するのに苦労しました。 室内灯はTOMIXのNゲージ用を使用。床板にバネ受けを作って接触通電させています。

南海和歌山軌道線1000形(2次車/雨樋改造後)

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2023年9月製作 スケール:1/80 軌間16.5mm 1955年製の2次車になります。バス窓が多かった時代に上段も開く2段窓を採用しています。雨樋位置を下げる改造が施された姿で再現しました。 大型の角テールランプは派手に光ります。このような形状のテールは鉄道車両では他に見たことがないですが、何かの車の流用なのかな?  

花巻電鉄デハ57

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2023年7月製作 スケール:1/87 軌間9mm 1958年製造の近代的な外観を持つ電車です。後のデハ21/22/モハ28や福島交通の2022/5012-5013/5100/5300といった一連の日本車輌製電車のデザインの原型のようなものです。 鉄道線向けの車輌ですがホームが低いため路面電車のような低いステップが付き、ドアは 福島交通1114 と同様の構造でステップにかかる部分が薄く作られていて、開扉時はこの部分が台車を覆い隠すように床下にはみ出してきます。カーブで停車するとドアが開かなくなる可能性のある構造のためか、花巻では以後の増備車は床面位置でドアを内側に曲げて台車上部を通すように、福島ではドアを運転台側に引き込むように改良されています。 設計したデータは平面に分解してプラモデルのような状態にして出力に出します。 実車の室内灯は白熱灯なので電球色の室内灯を搭載しました。